下利根川村(読み)しもとねがわむら

日本歴史地名大系 「下利根川村」の解説

下利根川村
しもとねがわむら

[現在地名]塩川町小府根こふね

上利根川村の南西大塩おおしお川の西岸に位置し、塩川組に属した。南は下小出しもこいで村。村の東部檜原ひばら峠越米沢街道(下街道)が通る。貞和四年(一三四八)八月一二日の吉良貞家・畠山国氏連署吹挙状(示現寺文書)には「耶摩郡内下利根河村当知行分安都事」とみえ、貞家・国氏の両奥州探題は当地を三浦(猪苗代氏)左右衛門尉盛通の妻平氏(ゑかく)に安堵されるように高師直に進言している。ゑかくは重代相伝のこの土地を永和元年(一三七五)一一月一〇日、子の三郎刑部大輔に譲っている(「ゑかく譲状」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む