下半田川村(読み)しもはだがわむら

日本歴史地名大系 「下半田川村」の解説

下半田川村
しもはだがわむら

[現在地名]瀬戸市下半田川町

上半田川村の西北にある。定光寺祠堂帳(定光寺蔵)には半田川とあるから、中世は上下の区別がなく一郷であった。そのなかに「六俵半田川尾塞弥右衛門殿内方、永禄十二己巳 取次永孝甫妙順禅女」とある。この尾塞おぜき氏は織田信雄分限帳に「弐百参拾貫文 下はた川 定光寺 くつかけ 尾塞次兵衛」とある。

概高一八八石余は定光じようこう寺領で、寛文二年(一六六二)の徳川光友寄進状(定光寺文書)には一七〇石とあるが、この違いを「寛文覚書」は「概之時ハならし高百八拾八石八斗五合ニ成ル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android