下原甕棺群(読み)しもばるかめかんぐん

日本歴史地名大系 「下原甕棺群」の解説

下原甕棺群
しもばるかめかんぐん

標高約六〇メートルの御宇田みうた台地に立地し、蒲生かもう字下原から鹿本かもと鹿本町御宇田字中尾なこう一帯に分布する。昭和四三年(一九六八)圃場整備事業によって発見され、調査が行われた。確認された甕棺は弥生前期―後期の七七基であるが、おそらく一〇〇基以上の群集墓であったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android