日本歴史地名大系 「下古語父村」の解説 下古語父村しもここぶむら 群馬県:利根郡白沢村下古語父村[現在地名]白沢村下古語父上古語父村の北に位置し、集落東北方に雨乞(あまごい)山(一〇六七・八メートル)がある。天正八年(一五八〇)北条氏邦と真田昌幸が戦うが、「加沢記」に「昌幸公雨乞山に打登、先手を以散々に討崩しければ」、北条方の白井長尾勢は沼田に退いたとある。同書によるとこの前後雨乞山には要害が構えられており、たびたび戦闘があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報