下坂田村(読み)しもさかたむら

日本歴史地名大系 「下坂田村」の解説

下坂田村
しもさかたむら

[現在地名]新治村下坂田

西は上坂田村。村の北半は台地で、南半は桜川沿いに水田地帯となっている。江戸時代は土浦藩領で、「寛文朱印留」に村名が載る。元禄郷帳の村高は五八七石余。山根やまね八ヵ村の一つで藺草作りが行われ、「新編常陸国誌」によれば、村は横田よこたはなわ谷津やつ新田坪しんでんつぼに分れていた。


下坂田村
しもさかだむら

[現在地名]竹田市下坂田

大野川支流の久住くじゆう川西岸に位置し、東は米納よない村、北は深迫ふかさこ村。正保・元禄・天保の各郷帳にはみえない。弘化物成帳では北尾鶴組のうち、村位は中、免九ツ、田二一二石余(一九町六反余)・畑九〇石余(一四町四反余)・屋敷七石余(七反余)で、開田六斗余(三反余)・開畑一石余(二町八反余)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android