下塩尻村(読み)しもしおじりむら

日本歴史地名大系 「下塩尻村」の解説

下塩尻村
しもしおじりむら

[現在地名]上田市大字下塩尻

上田城の北西部、太郎たろう山塊の西端岩鼻いわばなの断崖下やや東寄りの山麓にあって、北国脇往還沿いの村。村の南を千曲川が北流している。東は上塩尻かみしおじり村、西は南条みなみじよう村の鼠宿ねずみじゆく(現埴科郡坂城町)に接し、上田領の西端に位置している。

往古より天正年間(一五七三―九二)までは上塩尻村と同様である(→上塩尻村。寛文八年(一六六八)支郷中島が親村よりひつじ(南西)にできた(小県郡年表)。宝永三年(一七〇六)の小県郡下塩尻村指出帳(上田藩村明細帳)に、この年百姓総家数六九軒、人数男二七一人、女二二八人となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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