下大井村(読み)しもおおいむら

日本歴史地名大系 「下大井村」の解説

下大井村
しもおおいむら

[現在地名]小田原市下大井

東北境をきく川が流れ、足柄上あしがらかみ郡に属した。東は同郡曾我大沢そがおおさわ上曾我かみそが村、西は同郡西大井にしおおい(現大井町)鬼柳おにやなぎ村、北は同郡上大井村(現大井町)、南は足柄下郡東大友ひがしおおども村・西大友村と接する。村中を南北に小田原道が通る。酒匂さかわ堰が東を、鬼柳堰が西を流れる。

「吾妻鏡」文治四年(一一八八)六月四日条に京都延勝寺領としてみえる大井庄の一部。小田原衆所領役帳には「太井」を冠する地名がみえる(足柄上郡の→大井庄

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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