下大榑新田(読み)しもおおぐれしんでん

日本歴史地名大系 「下大榑新田」の解説

下大榑新田
しもおおぐれしんでん

[現在地名]輪之内町下大榑新田

大榑川右岸の低地に位置し、東は下大榑村。耕地は掘田が多く、集落は上・中・下の新田に分れていた。北東上新田は下大榑村と入組み、中新田は下大榑村に接して南西にのび、下新田は最南に位置し、いずれも微高地か大榑川堤上に居を構える。寛永一九年(一六四二)の濃州堤寄目録(森川文書)に村名がみえることから、元和(一六一五―二四)末年から寛永初年の開発と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android