下大笹生村(読み)しもおおざそうむら

日本歴史地名大系 「下大笹生村」の解説

下大笹生村
しもおおざそうむら

[現在地名]福島市笹谷ささや

松川左岸に位置し、西と北は上大笹生村、東は入江野いりえの村・南矢野目みなみやのめ村、南は北沢又きたさわまた村・南沢又村八反田はつたんだ川が北部を、おお渠が中央部を東流する。中央を上飯坂かみいいざか村に至る道、東部を福島城下に至る道が南北に通り、東西に通る通称谷地やじ道は、谷地南やじみなみで福島に至る道と交差する。万治(一六五八―六一)の頃、大笹生村が分村して成立。古高新高帳では米沢藩領時代の古高三千一一九石余、幕府検地による新高二千七一四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android