下大賀村(読み)しもおおがむら

日本歴史地名大系 「下大賀村」の解説

下大賀村
しもおおがむら

[現在地名]瓜連町下大賀

たま川の南にあり、西はしず村。北東は久慈川流域の帯状沖積低地で、南西は台地をなす。南東より北西へ南郷なんごう街道が走り、これに水戸への街道が合流する。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「下大賀村」とみえ、「水府志料」によると戸数およそ九二、「保内領より水戸城下への往還道筋なり。又下村田村の地より来れる用水江有て、瓜連村に流る」とある。

中央高台にたき神社がある。祭神は速秋津彦命・速秋津姫命。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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