下小名田村(読み)しもおなだむら

日本歴史地名大系 「下小名田村」の解説

下小名田村
しもおなだむら

[現在地名]北区八多町下小名田はたちようしもおなだ鹿の子台南町かのこだいみなみまち二丁目・菖蒲しようぶおか一丁目・京地きようじ二丁目・西山にしやま二丁目

北東方向に流れて有野ありの川・有馬ありま川と合流し、武庫むこ川支流長尾ながお川に流入する八多川の流域に位置する有馬郡の村。八多川の上手は上小名田村。慶長国絵図ではまだ上・下に分村しておらず、「小名田村」とみえ、高七〇〇石余。元和三年(一六一七)の摂津一国御改帳も同じで、丹波福知山藩有馬豊氏領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android