日本歴史地名大系 「下山南通遺跡」の解説 下山南通遺跡しもやまみなみどおりいせき 鳥取県:日野郡溝口町金屋谷村下山南通遺跡[現在地名]溝口町金屋谷大山西麓、標高二一六―二三〇メートルの高原台地南の緩傾斜地に立地する縄文・弥生遺跡。昭和六〇年(一九八五)中国横断道・米子自動車道の溝口インターチェンジ建設工事に伴い、一万六〇〇〇平方メートルが発掘調査された。遺跡は縄文早期から晩期の遺物を出土したA区と、弥生中期から後期の集落跡が確認されたB・C・D区からなる。A区の遺物は縄文早期から前期初頭にかけてのものが中心で、押型文・条痕文・刺突文系の土器が出土。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by