下岩木村(読み)しもいわきむら

日本歴史地名大系 「下岩木村」の解説

下岩木村
しもいわきむら

[現在地名]宇和町岩木

宇和盆地西部、笠置かさぎ峠の南に位置する村。東は小原おばら村、西は郷内ごうない村に接する。宇和島藩領。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)宇和郡の項に「下岩木村 岩山之茅山有、日損所」と記される。寛文検地の時に上岩木かみいわき村と統合され、藩内では両岩木りよういわき村と称された。

太閤検地石高は九三〇石五斗、耕地面積の比率は田九二パーセント、畑八パーセントであった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android