日本歴史地名大系 「下岩橋村」の解説 下岩橋村しもいわはしむら 千葉県:印旛郡酒々井町下岩橋村[現在地名]酒々井町下岩橋柏木(かしわぎ)村の北、印旛沼東岸に位置し、沼を望む西端台地上を柏木村を経由した通称宗吾(そうご)道が通る。集落は通称郷方(ごんほう)・深生(ふかい)に二分されている。中世は印東(いんとう)庄のうちで、上岩橋村などを含む一帯は石橋(いわはし)と称された。佐倉藩土井利勝が施行した寛永八年(一六三一)七月の検地帳(下岩橋区有文書)が残り、「印東之庄下岩橋村」とみえる。同帳によると反別は上田七町三反余・中田四町七反余・下田一二町三反余で分米二五三石余、上畑二反余・中畑七反余・下畑六町四反余で分米二五石余、屋敷四反余で分米四石余。屋敷数一八。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報