日本歴史地名大系 「下川会村」の解説 下川会村しもかわいむら 静岡県:袋井市下川会村[現在地名]袋井市川会豊田(とよだ)郡に所属。一宮(いちのみや)川と敷地(しきじ)川が合流する地点付近に位置し、南は大谷(おおや)村。中世川合・河井とも記される。近世川会郷が上・下に分割された。永禄一一年(一五六八)一二月一二日の徳川家康判物写(鈴木重信氏所蔵文書)に「川合」とみえ、家康は井伊谷(いいのや)(現引佐町)三人衆の菅沼忠久らに与え、また川合郷・高部(たかべ)郷の段銭・棟別一二座諸役などを菅沼定盈に与えている(「徳川家康判物」菅沼文書)。同年一二月二六日に家康は河井ほかを忠節衆の鵜殿三郎らに安堵している(「徳川家康判物写」譜牒余録)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by