日本歴史地名大系 「下川反町」の解説 下川反町しもかわばたまち 秋田県:能代市能代町下川反町[現在地名]能代市川反町・清助(せいすけ)町南は後(うしろ)町・清助町、東は大(おお)町につづき、北は米代川。享保七年(一七二二)の能代町絵図(能代市役所蔵)に「下川端町」がある。「代邑聞見録」は「建年不知」であるが、おそらく弘治年中(一五五五―五八)としている。享保一三年の能代町絵図(能代市役所蔵)によると、東端には道の両側に町屋があるが、あとは南側にしかない。同一五年の「六郡郡邑記」によると家数三〇軒。文化年間(一八〇四―一八)の能代町絵図(県立秋田図書館蔵)によると、後町から北へ延びた中山(なかやま)小路(四三間余)が徳右衛門(とくえもん)小路(一九間余)、与兵衛(よへえ)小路(四七間余)につづき米代川河畔へ出る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by