下平新田(読み)しただいらしんでん

日本歴史地名大系 「下平新田」の解説

下平新田
しただいらしんでん

[現在地名]川西町下平新田

新町あらまち新田の南、西は祖師そし村・上野うえの村、南は上野村。「白川風土記」によると、元和年間(一六一五―二四)越中富山の士清水源助が帰農して九〇石余を開拓し、明暦三年(一六五七)高田藩から高一〇石を賞与されたと伝える。元禄七年(一六九四)の妻有組村名書上帳(福原氏蔵)では寛永一〇年(一六三三)の開発とあり、明暦三年には中沢なかざわ新田が開発されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android