下後丞村(読み)しもごぜむら

日本歴史地名大系 「下後丞村」の解説

下後丞村
しもごぜむら

[現在地名]小矢部市下後丞

内御堂うちおんどう村の北東みや川右岸平地に立地。シモゴジョともいう。元和三年(一六一七)当村内から下後丞新村が分立(「下後丞村新開許可状」下後丞区有文書)、同五年の家高新帳によると下後丞村の役家数五、下後丞新村の役家数一四、道明村組に属した。寛永年間(一六二四―四四)、下後丞新村を合併(水島村史)正保郷帳では高三〇〇石余、田方一九町七反余・畑方三反、新田高八六九石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一千四四〇石・免四ツ五歩、小物成は鮎川役七匁(うち二匁出来)であった(三箇国高物成帳)。天保一〇年(一八三九)の高物成帳(菊池家文書)では高一千四四五石、ほかに享保九年(一七二四)の新開高一四石余、免三ツ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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