下後町(読み)しもちくごまち

日本歴史地名大系 「下後町」の解説

後町
しもちくごまち

[現在地名]長崎市筑後町・玉園町たまぞのまち

西上にしうわ町の北にある長崎そと町の一ヵ町で、陸手に属した。はじめ筑後町のうちで、地内の寺院にちなみ法泉寺ほつせんじ町と称する一画があった。寛文三年(一六六三)筑後町の樋口惣右衛門がにわかに狂気となって自家に火をつけ町中が焼失、六六ヵ町のうち六三ヵ町が類焼した(長崎建立并諸記挙要)。同一二年の大町の分割策に伴い下筑後町として分立、同年の間数二五三間・実箇所数五八余・諸役御免箇所三(長崎県史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android