精選版 日本国語大辞典 「下手廻」の意味・読み・例文・類語 しもて‐まわし‥まはし【下手廻】 〘 名詞 〙 帆船の操帆法の一つ。風に向かって帆走するには、ジグザグにコースをとる「まぎり走り」をするが、その際、船を旋回させるため、舵と操帆によって船首を風下に回して方向を転換する方法。近世の和船では一枚帆のために風上へ回頭する上手廻しができず、この方法を常用した。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例