下来島村(読み)しもきじまむら

日本歴史地名大系 「下来島村」の解説

下来島村
しもきじまむら

[現在地名]赤来町下来島

野萱のがや村の北西にあり、東は佐見さみ(現頓原町)、北は八神はかみ(現同上)、西は石見国邑智おおち酒谷さけだに(現邑智町)。村の中央を来島川が北流し、川に並行する神門かんど(今市道とも)に沿う水田地帯。「出雲国風土記」飯石郡条にみえる木見野きみの川尻かわしりにある木見きみ(四四三・九メートル)に比定される。正保国絵図に村名がみえる。寛文九年(一六六九)検地帳では田方八五六石余・畑方四五石余。寛政一〇年(一七九八)の本田高一千四二〇石余、定免定納五二六石余(広飯秘鑑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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