下津井城(読み)しもついじょう

日本の城がわかる事典の解説

しもついじょう【下津井城】

岡山県倉敷市の児島半島にあった、瀬戸内海を一望する山城(やまじろ)。宇喜多秀家(うきたひでいえ)が文禄年間(1592~96年)に築城したといわれている。関ヶ原の戦いの後に入った小早川秀秋が瀬戸内海の制海権を考慮して城を強化、さらに岡山藩主となった池田氏が近世城郭として整備した。江戸時代初期の一国一城令により、1639年(寛永16)に廃城となった。現在は瀬戸大橋架橋記念公園として整備され、城跡に残る石垣や土塁が近世山城の面影を伝えている。また、城門の一つは倉敷市の正福寺(しょうふくじ)の山門として移築したとされる。JR瀬戸大橋線児島駅からバス10分、下津井下車後、徒歩10分。◇長浜城、烏留守城(うるすじょう)ともいわれた。

出典 講談社日本の城がわかる事典について 情報

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