下渡瀬村(読み)しもわたせむら

日本歴史地名大系 「下渡瀬村」の解説

下渡瀬村
しもわたせむら

[現在地名]吉川町渡瀬

上渡瀬村の南に位置し、美嚢みの川上流の丘陵地に立地する。東は貸潮かしお村、西は山上やまのうえ村。慶長国絵図に「下ノ和田瀬町」とみえる。領主変遷吉谷きつたに村に同じ。正保郷帳では田方九一石余・畑方八石余。天保郷帳では高一一八石余。田方は定免で四ツ九分(美嚢郡誌)。寛延三年(一七五〇)おく池をめぐり、文化七年(一八一〇)には立会池をめぐって貸潮村・山上村と水論となっている(吉川町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む