日本歴史地名大系 「下漆曾根村」の解説 下漆曾根村しもうるしそねむら 山形県:酒田市旧平田郷地区下漆曾根村[現在地名]酒田市漆曾根(うるしそね)布目(ぬのめ)村の西、中漆曾根村の南にあり、新井田(にいだ)川中流右岸に位置する。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高六石余と三六六石余で合計三七三石余。寛永元年庄内高辻帳の高四四四石余。延宝元年(一六七三)漆曾根谷地などの開発が始まり、同二年から同八年までの間に高八八石余となった。これらを含んで寛文九年(一六六九)の四二九石余から宝暦一二年(一七六二)の間に一四六石余の切添新田が開発された(岡部文書)。享和三年(一八〇三)の家数三九・人数二〇九(「村数家数人高控帳」斎藤文書)。庄内要覧では免四ツ六分、家数四六。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報