精選版 日本国語大辞典 「下至」の意味・読み・例文・類語 げ‐し【下至】 〘 名詞 〙 仏語。多数を上とし少数を下とし、多数から少数に向かうとき、その中間または多数の方を略したことを表わすことば。[初出の実例]「彌陀の本願には、下至といへるは、下は上に対して、とこゑまでの衆生かならず往生すべしとしらせたまへるなり」(出典:唯信鈔文意(1257))「下至浄人も、心頭にかくるものなかりし」(出典:十善法語(1775)二)[その他の文献]〔往生礼讚偈‐序〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例