下虻川村(読み)しもあぶかわむら

日本歴史地名大系 「下虻川村」の解説

下虻川村
しもあぶかわむら

[現在地名]飯田川町下虻川

八郎潟東岸に位置し、羽州街道に沿う。南は大久保おおくぼ(現昭和町)、北は和田妹川わだいもがわ村に接し、東約一里に上虻川かみあぶかわ(現昭和町)がある。ゆたか川が南から北に大きく蛇行して西に進み八郎潟に注ぐ。

天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡知行目録写(秋田家文書)に「弐百六拾六石七斗二升七合 あふ川村」とみえ、文禄元年(一五九二)の秋田実季分限帳(秋田家文書)には「参百五石五斗七升二合 虻川村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android