下通(読み)したどおり

精選版 日本国語大辞典 「下通」の意味・読み・例文・類語

した‐どおり‥どほり【下通】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代寺社奉行所法廷一部身分により出廷した者のすわる場所が区別されており、町奉行所などでは、白州(しらす)下縁(したえん)上縁(うわえん)三段に分かれていたが、寺社奉行所では、上縁の上にさらに一段高いところがあり、これを上通(うわどおり)といい、これに対し、上縁にあたる場所をいう。上通とともに上者(うわもの)と呼ばれる身分の高い者が着席した。〔祠曹雑識(1834)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む