下野上村(読み)しものがみむら

日本歴史地名大系 「下野上村」の解説

下野上村
しものがみむら

[現在地名]大熊町下野上

西は野上村、南は大川原おおがわら村に接する。元禄期(一六八八―一七〇四)に野上村から分村したと思われ、元禄郷帳では野上村枝郷として下野上村があり、高二四八石余。しかし天保郷帳では野上村に含めて記される。


下野上村
しものがみむら

[現在地名]加西市野上町

都染つそめ村の北、普光寺ふこうじ川上流域に位置する。慶長国絵図に下野上とみえる。初め姫路藩領、正保(一六四四―四八)頃からは幕府領となり(正保郷帳など)、享保六年(一七二一)から同一五年まで幕府領で姫路藩預(同一〇年「年貢免状」野上町有文書など)、寛保元年(一七四一)再び姫路藩領となり幕末に至る(寛延四年「酒井忠恭領知目録」酒井家史料など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android