下野郷(読み)しもつけごう

日本歴史地名大系 「下野郷」の解説

下野郷
しもつけごう

和名抄諸本とも訓を欠く。「日本地理志料」「大日本地名辞書」は現胆沢郡前沢まえさわ町・胆沢町付近の北上川右岸かとするが未詳。「日本紀略」延暦二一年(八〇二)正月一一日条によると、胆沢城(現水沢市)下野国などの浪人四千人が配されており、下野国からの移住民が置かれた郷名と考えられる。

下野郷
しもつけごう

「和名抄」高山寺本・刊本ともに訓を欠く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android