デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下野隼次郎」の解説 下野隼次郎 しもの-はやじろう 1823-1865 幕末の武士。文政6年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。弘道館訓導。尊攘(そんじょう)運動にくわわり,文久元年原市之進らと老中安藤信正襲撃を画策。天狗(てんぐ)党の乱では,支藩宍戸(ししど)藩主松平頼徳(よりのり)に属して那珂湊(なかみなと)で水戸城兵,幕府軍とたたかう。敗れて武蔵(むさし)岩槻(いわつき)藩(埼玉県)に禁固され,元治(げんじ)2年4月4日刑死。43歳。名は遠明。変名は竹下鷹之允。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例