下釜石棺群(読み)しもがませつかんぐん

日本歴史地名大系 「下釜石棺群」の解説

下釜石棺群
しもがませつかんぐん

[現在地名]飯盛町下釜名

うら川の自然堤防内側にある古墳時代の埋葬遺跡。平成五年(一九九三)に発掘調査。発見された四基の墳墓のうち二基は墳丘形成がみられる積石塚で、下部構造竪穴式石室となっている。長崎市の曲崎まがりざき古墳群ときわめて類似する様相を示しており、五世紀終末から六世紀前半頃とされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android