下間氏(読み)しもつまうじ

世界大百科事典 第2版の解説

しもつまうじ【下間氏】

本願寺坊官家。清和源氏源頼政の後裔で常陸国下妻出身の宗重が出家して蓮位坊と号し親鸞に随従したのを初めとする。以来子孫は本願寺に仕え,本願寺5世綽如時代(1350‐93)には,親鸞をまつる影堂の開閉をつかさどる鎰取役(かぎとりやく)となり,御堂の勤行を行う御堂衆も務め,しだいに重要な地位を占めるようになった。寺務は本家の嫡子が奏者となって統御したが,一族は侍衆である殿原衆となり,また本願寺一門に仕える者も多かった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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