下関屋山村(読み)しもせきややまむら

日本歴史地名大系 「下関屋山村」の解説

下関屋山村
しもせきややまむら

[現在地名]富士町大字関屋

北山ほくざんダムの南西にある。文化一四年(一八一七)の郷村帳によれば東高野嶽・西高野嶽・馬場崎を含む地域である。昭和三二年(一九五七)に完成した北山ダムの湖底に下関屋の二八戸が水没し、氏神春日かすが神社も水没した。「関屋」の名は慶長絵図にある。

この地域では縄文式土器や石鏃・石斧などが発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android