下闇(読み)シタヤミ

デジタル大辞泉 「下闇」の意味・読み・例文・類語

した‐やみ【下闇】

下闇したやみ」に同じ。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下闇」の意味・読み・例文・類語

した‐やみ【下闇】

  1. 〘 名詞 〙 枝葉の繁茂して、木陰が暗いこと。また、そのところ。木下闇(このしたやみ)。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「下闇や地虫ながらの蝉の声〈嵐雪〉」(出典:俳諧・猿蓑(1691)二)

くだり‐やみ【下闇】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦で、月の下旬闇夜。しもつやみ。
    1. [初出の実例]「年もはやいまはの末のくだりやみ松火振りたて人いそぐなり」(出典:為尹千首(1415)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android