下陣内村(読み)しもじんないむら

日本歴史地名大系 「下陣内村」の解説

下陣内村
しもじんないむら

[現在地名]大津町陣内じんない

白川右岸に位置し、瀬田下せたした井手貫流、周囲は水田地帯となっている。寛永一〇年(一六三三)人畜改帳では下町組に属し、下陣内村と下陣内出分に分けられている。本村の下陣内村は戸数一九・家数八四、人数八三(うち庄屋一・肝煎一・鍛冶二)、牛馬三七、居百姓分の高三八二石一斗余、入作分の高九三石四斗余。下陣内出分は戸数一〇・家数五三、人数六三(うち庄屋一・伯楽一)、牛馬二七、居百姓分の高二三三石六斗余、一年以前入作分の高一一八石五斗余である。その後合志郡大津手永に属し、「国志草稿」は「八百十七石ヨ 鍛冶 ゴクナシ 下ノ寺等ノ小村アリ」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カスハラ

カスタマー(顧客)とハラスメント(嫌がらせ)を組み合わせた造語「カスタマーハラスメント」の略称。顧客や取引先が過剰な要求をしたり、商品やサービスに不当な言いがかりを付けたりする悪質な行為を指す。従業...

カスハラの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android