下鳥村(読み)しもどりむら

日本歴史地名大系 「下鳥村」の解説

下鳥村
しもどりむら

[現在地名]見附市下鳥町

梅田うめだ村の東。集落は自然堤防上にある。永禄三年(一五六〇)一〇月吉日の貫屋家兼売券案(来田文書)に「しほとり」とみえる。慶長三年(一五九八)頃の新発田御領内高付帳(新発田市史資料)に村名がみえ、二八九石六斗余。のち新発田藩分家切梅家領、幕府領、村上藩領を経て宝永元年(一七〇四)再び幕府領、同四年以降旗本小浜氏の知行地。寛永五年(一六二八)の検地帳写(大橋家文書)では田九町四反・畑四町一反。名請人のなかには坂井さかい村・見附町・新潟にいがた村・下鳥新村片桐かたぎり村の者もみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android