すべて 

不動穀(読み)フドウコク

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「不動穀」の意味・読み・例文・類語

ふどう‐こく【不動穀】

  1. 〘 名詞 〙 奈良・平安時代諸国で非常用に備蓄された穀物。和銅元年(七〇八)、国の大税をさいて不動倉に納め、これを非常用備蓄としたことに始まる。官裁を経ないでこれを消費することは許されなかった。不動。
    1. [初出の実例]「応禁制輙開用不動穀事」(出典類聚三代格‐八・貞観八年(866)一二月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む