不均一系平衡(読み)フキンイツケイヘイコウ

化学辞典 第2版 「不均一系平衡」の解説

不均一系平衡
フキンイツケイヘイコウ
heterogeneous equilibrium

多相平衡ともいう.二つ以上の相が平衡にある状態をいう.気体あるいは液体固体とが共存する平衡系では,固体純物質の活量は1であるので,気体あるいは液体の活量によって平衡が決められる.たとえば,次のような炭酸カルシウム熱分解において温度一定ならば,

CaCO3(s) CaO(s) + CO2(g)

の平衡は,CO2の活量(圧力)のみで決まる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不均一系平衡」の意味・わかりやすい解説

不均一系平衡
ふきんいつけいへいこう
heterogeneous equilibrium

平衡状態で系がいくつかの相に分れて一様でないとき,これを不均一系平衡または多相平衡という。この場合,各相の温度,圧力はすべて等しく,また各成分化学ポテンシャルは,各相で等しい。平衡にある相の数と成分の数,自由度の数の間にはギブズ相律が成立している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「アサーション」(assertion)とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです...

アサーションの用語解説を読む