不心中(読み)ブシンジュウ

デジタル大辞泉 「不心中」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐しんじゅう〔‐シンヂユウ〕【不心中】

[名・形動]近世語義理を守らないこと。誠実でないこと。また、そのさま。
「その心を無にして七様へ行くとは、さてさて―な」〈伎・壬生大念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不心中」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐しんじゅう‥シンヂュウ【不心中】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人に対して義理を守らないこと。誠実でないこと。特に男女のあいだで信義愛情を守りとおさないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「親に不孝なるは大き成不心中也」(出典:浮世草子・男色十寸鏡(1687)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む