不手回(読み)ふてまわし

精選版 日本国語大辞典 「不手回」の意味・読み・例文・類語

ふ‐てまわし‥てまはし【不手回】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 手回しの悪いこと。物事が順調でないこと。特に、家計のやりくりがうまくつかないこと。また、そのさま。ふてまわり。
    1. [初出の実例]「物事ふ手廻(マハ)しになる年あり」(出典浮世草子日本新永代蔵(1713)三)

ふ‐てまわり‥てまはり【不手回】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ふてまわし(不手回)
    1. [初出の実例]「そなたの身を売、その金で薬代も払、命はたすかっても何やかやのふてまはり」(出典:洒落本・風俗通(1800)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む