デジタル大辞泉 「手回し」の意味・読み・例文・類語 て‐まわし〔‐まはし〕【手回し】 1 手で回すこと。また、そのもの。「手回しの轆轤ろくろ」2 事前に手くばりすること。手配。用意。「幹事の手回しがいい」3 都合のよいこと。便利。「紙花下されなば宿へ断り申して、一匁引いて取りかへてもらふが―なるべし」〈浮・禁短気・六〉4 金銭のやりくりをすること。「―自由なるまでは、二百年でも待つ金子きんす」〈浄・八百屋お七〉[類語]手配・手配り・用意・支度したく・準備・備え・設け・手筈てはず・手当て・段取り・膳ぜん立て・道具立て・下拵したごしらえ・下準備・態勢・整備・備える・前前・かねて・かねがね・何時か・既往・これまで・従来・従前・来こし方・古来・あらかじめ・年来・旧来・前以て・先立って・かつて・すでに・見越し・先刻・早め・根回し・早手回し・手を回す・地固め・地均ならし・布石・事前・先手・先手を打つ・下見・予習・伏線・つとに・とうに・とっく・示し合わせる・言い合わせる・申し合わせる・打ち合わせる・口裏を合わせる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by