不承(読み)フショウ

デジタル大辞泉 「不承」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しょう【不承】

[名](スル)
不承知」の略。「不承返事を出す」
いやいやながら承知すること。不請。
なかやどのまえもあるから、―してもっては来たが」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不承」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しょう【不承】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふしょうち(不承知)」の略。
    1. [初出の実例]「次郎三郎殿ふせうをかんにん被成候へて、家康にまかせられ候て、尤かと存知候と被仰ければ」(出典:三河物語(1626頃)三)
  3. ふしょう(不請)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む