エナンチオ区別触媒ともいう.平面性出発物質から光学活性物質を生成させる能力をもつ.それ自身が光学活性な触媒で,D-酒石酸とNaBrを表面に吸着させた不均一系のラネーニッケル触媒を用いてβ-ケトエステルを接触還元すると,(R)-3-ヒドロキシ酸エステルが光学収率90% で得られることが見いだされた.後年,光学活性なリン化合物を配位子とする均一系のウィルキンソン錯体がオレフィンの不斉触媒還元の触媒作用をもつことが見いだされてから,種々の配位子をもつ金属錯体が開発されてきた.最近は軸不斉をもつBINAP(バイナップ)やNAPHOS(ナホス)の錯体が主流になってきている.また,還元以外の反応についても不斉触媒が開発されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...