コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

遷移元素 せんいげんそ transition element

翻訳|transition element

7件 の用語解説(遷移元素の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遷移元素
せんいげんそ
transition element

不完全なdまたはf殻をもつ陽イオンを生じる元素群。この元素群には,スカンジウムから銅まで,イットリウムから銀まで,ランタンから金まで,アクチニウムから 111番元素までの4系列がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

せんい‐げんそ【遷移元素】

元素の分類の一。周期表中、3(ⅢA)~11(IB)族元素の総称。12(ⅡB)族元素を含めることもある。遷移金属ともいう。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

遷移元素【せんいげんそ】

長周期型周期表中,一つの周期で左側の典型元素から右側の典型元素へ移る途中の位置にある元素。すべて金属元素で,遷移金属とも。原子番号が増えてゆくあいだ,類似した元素のまま少しずつ性質が推移してゆく。
→関連項目格子欠陥常磁性超硬合金典型元素

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

遷移元素

 遷移金属ともいう.不完全なdまたはf亜殻をもつ元素と定義される.原子番号21のスカンジウムから29の銅まで,39のイットリウムから47の銀まで,72のハフニウムから79の金まで,などが遷移元素

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

せんいげんそ【遷移元素 transition elements】

長周期型周期表の第IIIA族から第IIB族にわたる元素の総称。すべて金属元素であるから,遷移金属とも呼ぶ。これらのうち,第4周期のスカンジウムScから銅Cuまで,第5周期のイットリウムYから銀Agまでの各9個の元素を,それぞれ第一遷移元素,第二遷移元素(あるいは第一遷移系列,第二遷移系列)と呼び,第6周期のランタノイドおよびそれに続くハフニウムHfから金Auまでの計23個の元素を第三遷移元素(第三遷移系列)と呼ぶ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

せんいげんそ【遷移元素】

周期表において 3 族から 11 族までの間に位置する元素群。 12 族を含めていう場合がある。族ごとの縦の類似性よりも横の類似性が目立つ。多くは硬い高融点の重金属で複数の酸化数をもち、イオンや化合物は多彩な色をもつ。種々の錯体をつくる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

遷移元素
せんいげんそ
transition element

原子の電子配置で、最外部のd殻あるいはf殻が不飽和であるか、不飽和なイオンをつくるような元素の総称。転移元素ともいう。典型元素に対する語。遷移元素のうちランタノイド(原子番号58~71)およびアクチノイド(同90~103)に属する元素は、最外部の不完全d殻あるいは内部の不完全f殻をもつ元素で、これを内部遷移元素とよんで区別することもある。またd殻が完全に詰まった電子配置しかとらない元素であるが、原子番号30の亜鉛、48のカドミウム、80の水銀は、それぞれの前にある系列の元素との類似性から遷移元素に含めることもある。
 ロシアのメンデレーエフが初め周期表をつくったときは、短周期型で第族として性質のよく似た鉄をはじめとする3元素ずつ3組の元素を別に分類し、これらはきわめて陰性なハロゲンを含む第族から、きわめて陽性なアルカリ金属を含む第族への過渡的な元素という意味で、遷移元素とよんだ。しかしその後、遷移元素の化学的性質の特徴や、それが電子構造に由来することから、現在のように拡張して分類されることになった。
 遷移元素はいずれも金属なので、遷移金属ともよばれる。その多くは多種類の安定な原子価を有し、化合物が着色しているものが多く、常磁性であるものが多い。[中原勝儼]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

遷移元素の関連キーワード周期彗星長周期彗星典型元素陰性元素元素周期表超長周期地震動稍長周期地震動短周期型周期表長周期型周期表

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

遷移元素の関連情報