不等葉(読み)フトウヨウ

デジタル大辞泉 「不等葉」の意味・読み・例文・類語

ふとう‐よう〔‐エフ〕【不等葉】

同一個体に生じる形や大きさの異なる葉。モミアスナロツタなどにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「不等葉」の意味・読み・例文・類語

ふとう‐よう‥エフ【不等葉】

  1. 〘 名詞 〙 同じ個体に生じ、形や大きさに著しい差異のある葉。枝の背面腹面で形や大きさの違う、モミ、アスナロ、クラマゴケなどの顕著なものや、ツタなど枝ごとに大きさの異なるものなどがその例。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「不等葉」の意味・わかりやすい解説

不等葉
ふとうよう

一つシュート苗条(びょうじょう))の同一の節あるいは近くの節の葉が大きさや形を異にするとき、不等葉anisophyllとよぶ。なお、不等葉という語は異形葉と同じ意味にも用いられる。

[原 襄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android