与九郎島村(読み)よくろうじまむら

日本歴史地名大系 「与九郎島村」の解説

与九郎島村
よくろうじまむら

[現在地名]川北町与九郎島

田子島だごじま村の東、手取川下流北岸に立地。村名は最初の居住者与九郎にちなむという。与九郎が大石を背負って当地を通り過ぎようとしたところ急に重量が増して歩行不能となり、社殿を建ててその石を祀り住みついたと伝える。明応(一四九二―一五〇一)の頃まで付近にカヂヤ島という小村があったが、洪水に流され当村に合併したという(能美郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android