与床村(読み)よどこむら

日本歴史地名大系 「与床村」の解説

与床村
よどこむら

[現在地名]安田町与床

別所べつしよ村の北東、安田川両岸にまたがる村で、集落は西岸山麓にある。中山なかやま郷に属した。

天正一五年(一五八七)の安田庄地検帳には「与床村」として五二筆二町六反余を記すが、うち切畑が三反ほど。元禄郷帳による本田高は二一・一七石。別所村きた寺に近く、中山郷内でも古くから開けた地といわれる。屋敷数は九筆。別所村を含んだ地が与床名とされ、名本は一反五代の屋敷地をもつ孫九良で、その屋敷地の広さは特別である。しかし耕地は六反程度である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android