共同通信ニュース用語解説 「世界の月面探査」の解説
世界の月面探査
1950~60年代に米国と旧ソ連の宇宙開発競争が激化し、米国が69年にアポロ11号で世界初の有人着陸を成功させた。アポロ計画後、しばらく探査の対象とならなかったが、月の極域に水が存在することが判明したことで再び注目を集めている。人の飲料やロケットの燃料に活用できる可能性があるため、月よりも遠い火星探査などをにらみ、基地としての利用計画が熱を帯びている。中国は2013年に無人機の着陸に成功、今年も地球から見て裏側の月面に探査機を送り込んだ。インドも意欲を示している。
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