世礼国男(読み)セレイ クニオ

20世紀日本人名事典 「世礼国男」の解説

世礼 国男
セレイ クニオ

大正・昭和期の教育家,沖縄研究家,詩人



生年
明治28(1895)年4月20日

没年
昭和24(1949)年1月23日

出身地
沖縄県与那城村

学歴〔年〕
沖縄県立第一中卒

経歴
小学校訓導、中学校教師を経て、戦後知念高、コザ高各校長。教職の傍ら詩作を志すが、昭和8年沖縄の三味線音楽(野村流)の大家伊差川世瑞に入門。以後沖縄古典音楽の研究に携わる。従来の三味線譜に初めて声楽譜を付した楽譜、「声楽譜附工工四」(全4巻)、「湛水流声楽譜附工工四」を刊行。ほかに詩集「阿旦のかげ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「世礼国男」の解説

世礼国男 せれい-くにお

1897-1950 大正-昭和時代の詩人,教育者,民俗学者。
明治30年7月20日生まれ。郷里沖縄県の小・中学校教師をへて第二次大戦後知念高校長。この間沖縄の古典音楽を研究。昭和10年三線(さんしん)(三味線)の伊差川世瑞(いさがわ-せいずい)と共著の「声楽譜付野村流工工四(くんくんしー)」を出版した。昭和25年1月23日死去。52歳。沖縄第一中学卒。詩集に「阿旦(あだん)のかげ」,著作に「琉球音楽歌謡史論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「世礼国男」の解説

世礼 国男 (せれい くにお)

生年月日:1897年7月20日
大正時代;昭和時代の教育家;沖縄研究家。知念高校校長;コザ高校校長
1950年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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