世途(読み)セイト

デジタル大辞泉 「世途」の意味・読み・例文・類語

せい‐と【世途】

世間を渡ってゆく道。世路
「人の―の難を説くを聞きては」〈鴎外訳・即興詩人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世途」の意味・読み・例文・類語

せい‐と【世途】

  1. 〘 名詞 〙 世の中を渡る道。世路。
    1. [初出の実例]「世途如此苦、何処遇春恩」(出典凌雲集(814)春日帰田直疏〈上毛野頴人〉)
    2. 「近代の僧徒、世途にわたり、人情をまじへ」(出典:十善法語(1775)五)
    3. [その他の文献]〔李白‐古風詩・其五九〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「世途」の読み・字形・画数・意味

【世途】せいと

世わたり。

字通「世」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android